・どうやってWEBライターになるの?
・WEBライターに必要な資格はある?
・初心者でもWEBライターになれるの?
コロナ禍影響もあり、自宅でできる仕事に興味を持つ方や副業で収入を増やしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
近年ではパソコンとネット環境さえあれば手軽に始められる「WEBライター」という職業が注目を集めていますね。
自分の好きなことや得意なことを文章にして、読んだ人の役に立つ情報として発信する魅力的な仕事です。
しかし、WEBライターになろうと思っても、何から初めていいのか分からないという人も多いでしょう。
そこでこの記事では初心者の方がWEBライターになる方法やスキルアップのコツについて解説します。
初心者の方はもちろん、すでにWEBライターとして活動されている方もぜひ参考にしてみてください。
Webライターとは?
WEBライターインターネット上で公開される各種WEBコンテンツの制作に携わる仕事のことです。
WEBコンテンツの記事執筆がおもな仕事となりますが、企業のWEBサイト制作や商品紹介記事の執筆などさまざまな分野で活躍できる仕事ですよ。
ここではWEBライターの仕事内容や報酬形態、メリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
WEBライターの仕事の種類
WEBライターの仕事には下記のようにさまざまな種類があります。
・企業やメディアのライター
・フリーランスライター
・SEOライター
・コピーライター
企業やメディアのライターは契約先に応じて定期的に記事の執筆が必要になりますが、安定した収入を得やすいのが特徴ですね。
一方フリーランスライターは、自分で案件を獲得する必要があるものの、受注数や受注内容によっては高収入が期待できますよ。
SEOライターやコピーライターは技術力やマーケティング力が求められるため、報酬が高い傾向にあります。
初めてWEBライターを目指す方は、まずはフリーランスライターとして実績を積み上げていくことから始めるといいですね。
WEBライターの報酬形態とは?
WEBライターの報酬形態には、書いた文字数分だけ報酬を得られる文字数単価と1記事いくらのように決まった報酬を得られる固定報酬の2つの形態があります。
執筆した文字数に応じて報酬が支払われる文字数単価はフリーランスライターでよく見られる報酬形態ですね。
ただ初心者のライターの場合には1文字あたりの単価が安いため、リサーチや執筆の時間を考えると割に合わないと感じるケースも多いでしょう。
いかに1文字当たりの単価を上げられるかでフリーランスライターとしての収入が変わってくるわけですね。
対して固定報酬は企業やメディアのライターで見られる報酬形態で、月給制や年俸制で支払われることが一般的ですよ。
WEBライターのメリット・デメリット
WEBライターは場所や時間を選ばずに仕事ができるため、近年とても注目されている職業です。
ただ手軽に稼げそうだからと安易にWEBライターに手を出して挫折するケースも少なくありません。
そこでまずはWEBライターのメリット・デメリットにはどんなものがあるのかをしっかりと理解しましょう。
WEBライターのメリット
・自分の好きなことや得意分野を活かして仕事ができる
・場所や時間に捉われず自分の好きなように働ける
・初心者でも簡単に始められる
自分の趣味や興味関心のあるテーマ、得意分野を活かして文章の執筆ができるのがWEBライターのメリットですね。
自分の好きなことや得意分野であれば文章執筆も苦にならず、スムーズに執筆に取り掛かれるからです。
また、パソコンやネット環境さえあれば場所や時間を選ばずに執筆できるので、ライフワークバランスを取りやすいのもWEBライターが人気の理由と言えます。
さらに未経験者でも国語力と少しのコツさえ掴めば、誰でも簡単にWEBライターになれるのもメリットですよ。
これらのメリットから、本業以外にも主婦や学生の副業としてもWEBライターは人気なのですね。
WEBライターのデメリット
・収入が不安定になる可能性がある
・案件の内容や自身のスキルによっては長時間労働になるケースもある
・競合のWEBライターが多くなっている
フリーランスのWEBライターは自分で案件の獲得や報酬の交渉などを行う必要があるため、クライアントや案件次第で報酬が左右される点がデメリットと言えるでしょう。
また、依頼された記事の文字数が多かったり、自分が詳しくない分野の記事でリサーチ時間が大幅にかかる場合には、労働時間が報酬に見合わないケースもでてきますね。
WEBライターの需要が高まる中で、ライター同士の競争が激しくなっていることもデメリットのひとつと言えます。
WEBライターとして成功するためには、執筆能力はもちろん、マーケティング力などのスキルを磨いて幅広い知識や情報収集を行っていくことも欠かせないわけですね。
【簡単6ステップ】Webライターの始め方
次は実際にWEBライターになるための手順を見ていきましょう。
初心者の方でも簡単にWEBライターになれる方法を6つのステップで紹介しています。
何から始めたらいいのか分からないという方はぜひこの手順をもとにWEBライターとしての第一歩を踏み出しましょう。
ステップ①WEBライティングに必要なネット環境とパソコンを準備する
ステップ②クラウドソーシングに登録する
ステップ③案件に応募する
ステップ④テストライティングを行う
ステップ⑤案件受注・記事制作
ステップ⑥制作した記事を納品する
ステップ①WEBライティングに必要なネット環境とパソコンを準備する
まず始めにWEBライティングに必要な環境を整えましょう。
最低限必要なものはネット環境とパソコンですね。
スマホでももちろん記事の執筆はできますが、作業効率を考えると断然パソコンの方がいいですよ。
また、クライアントとのやり取りや記事執筆ではGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートを使用するケースも多いので、Googleアカウントを持っていない方は取得しておくことをおすすめします。
ステップ②クラウドソーシングに登録する
次にWEBライターとしての仕事を受注するためにクラウドソーシングサイトに登録しましょう。
クラウドソーシングサイトを利用しなくても案件の獲得はできますが、実績や経験のない初心者の方なら「未経験OK」などの条件でマッチングできるクラウドソーシングサイトの利用をおすすめします。
「クラウドワークス」と「ランサーズ」は大手のクラウドソーシングサイトなので、まずはこの2つ、もしくはどちらかから始めるといいでしょう。
私もWEBライターになろうと思って初めて登録したのがクラウドワークスでした!
ステップ③案件に応募する
クラウドソーシングサイトへの登録が完了したら早速案件を探して応募しましょう。
検索条件を指定すれば初めての方でも応募できる案件が出てくるので、自分が書けそうなテーマや内容の案件があれば迷わず応募してみてくださいね。
次の3つのポイントを意識するといいですよ。
・最初は文字数の少ない案件から挑戦する
・初心者、未経験者OKの案件に応募する
・マニュアルが用意されている案件に応募する
まずはマニュアルに沿って記事を執筆することで、WEBライティングのノウハウや基礎を学べます。
独学で学ぶよりも、実際のWEBライティングを通して学ぶ方が早く自分の身になりますよ。
ただし、クラウドソーシングサイトの中には悪質なクライアントも存在します。
契約前に外部サイトでのやり取りを提案されたり、極端に低単価の案件、詳しい内容が書かれていない案件などの場合にはクライアントが信頼できるかどうかをまず確認してください。
少しでも怪しいなと思ったら別の案件を探すなどしてリスクを避けましょう。
ステップ④テストライティングを行う
案件に応募した後、ほとんどのクライアントが設けているのがテストライティングです。
クライアント側からしてもどんな記事を作成するのかが分からなければ契約しようにも判断できませんよね。
テストライティングでは記事の内容や文章力などがチェックされます。
あくまでもどんなライターなのかを見るためのライティングなので、低単価だったり中には報酬が発生しないケースもあります。
ただ、WEBライターとしての受注を左右する記事となるので低単価だからと言って手を抜かずに、自分の持てる力を出し切って記事の執筆をしてくださいね。
残念ながらテストライティングに落ちてしまった場合も、改善点を分析して次のライティングに活かすヒントにしていきましょう。
ステップ⑤案件受注・記事制作
テストライティングに合格するといよいよ記事の執筆です。
クライアントによって記事の書き方はさまざまなので、マニュアルに沿って読者のニーズを満たす記事を書きましょう。
テーマについてのリサーチのために他の記事を参考にすることもありますが、コピペはしないように注意してくださいね。
コピペ記事はライターとしての信用性を下げて、継続案件の受注につながらなくなってしまいますよ。
リサーチした内容をもとに自分自身の言葉や表現で執筆しましょう。
ステップ⑥制作した記事を納品する
記事の執筆が終わったらクライアントに記事を納品しましょう。
納品前には、今一度自分の書いた文章を読み直して誤字脱字がないか、論理飛躍がないか、クライアントの求める内容が書かれているかをチェックしてください。
納品した記事のクオリティが高ければ、次の案件にもつながっていきますよ。
納品後はクライアント側で添削を行い、修正依頼が入るケースがほとんどなので、校了までしっかり対応しましょう。
Webライターとして成功するために欠かせない3つのスキル
WEBライターは正しい手順を踏めば誰でも始められる職業です。
ですが、手軽に始められることとWEBライターとして成功することとはまた別の話しです。
成功するWEBライターに求められるスキルは「文章力」「リサーチスキル」「SEOの基礎知識」の3つです。
それぞれのスキルについて詳しく見ていきましょう。
スキル①文章力
ひとつ目のスキルは「文章力」です。
WEBライターとして収入を得るためには読みやすく読者が理解しやすい文章を作成することが求められます。
特にWEBライティングでは読みづらい記事は最後まで読んでもらえません。
長々とした説明文で何を伝えたいのかが分からなかったり、論理飛躍していて読者にとって難解な文章になってしまうとすぐに離脱されてしまいます。
短い文章で意図することが端的に伝わる文章を作成することが大切なのですね。
WEB上の記事は飛ばし読みをする人も多いので、すべてを読まなければ分からない文章の書き方も敬遠されますね。
文章力を高めるには、上位表示される記事を読んだりWEBライティングの本を読むなどして表現や構成の引き出しを多くするのがコツですよ。
WEBライターにおすすめの本については改めてご紹介しますね。
スキル②リサーチスキル
2つ目のスキルは「リサーチスキル」です。
記事の執筆において、書かれている内容が正確で信頼性の高い記事であることは非常に重要です。
なので受注した案件のテーマやクライアントの伝えたい事に関するリサーチ
クライアントから受注した案件は何かしらのテーマに沿った記事執筆になっていますよね。
そのテーマやクライアントの伝えたいことに関するリサーチを正確に行うことが大事なのです。
正しい情報であることはもちろん、読者にとってのプラスαの情報が書かれているといいですね。
例えばとても極端な例ですが「リンゴは果物です」と書いたとしても、誰もが知っている情報で目新しさもないのでその記事を読もうとは思いませんよね。
ですが、「リンゴは冷やすと甘味が増す」と書けば、読者に役立つ情報になりますよね。
読者やクライアントの求めるニーズに合わせて、適切なリサーチを行うことが大切なのですよ。
リサーチにおすすめのツールについては別の記事で紹介予定なので、投稿までお待ちください。
スキル③SEOの基礎知識
SEO(検索エンジン最適化)とはユーザーがキーワード検索をした際に、上位表示されるための対策のことですね。
SEOを意識した記事執筆を行えば、より多くの読者にアクセスしてもらえます。
読者が検索するキーワードを選定し、自然な流れで文章に取り入れることが必要になってきます。
SEOを意識した記事を作成してくれるライターはクライアント側からも重宝されますよ。
自分のブログを上位表示させるためにも役に立つ知識なので、ぜひ学んでおくことをおすすめします。
SEOやキーワードの選び方については別記事で紹介するので、お待ちください。
まとめ
最後にこの記事の内容について簡単にまとめます。
・WEBライターは場所や時間を選らばずにできる魅力的な仕事
・初心者がWEBライターになるためにはクラウドソーシングサイトの活用がおすすめ
・文章力/リサーチスキル/SEOの基礎知識の3つのスキルはWEBライターに必要不可欠
WEBライターは誰でも簡単に始められるのが魅力ですが、WEBライターとして成功するためにはスキルアップが欠かせません。
この記事を参考にまずはWEBライターとしてのスタートを切り、自身のスキルを磨きながら稼げるWEBライターを目指してくださいね。
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